FSSC22000取得に向けて〜0からの挑戦〜

会社の取り組み

FSSC22000取得に向けて〜0からの挑戦〜

2021.3.7

現在、ミノリフーズ第二工場では食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000認証を取得するための取り組みを行っています。
1次審査を通過し、2次審査に向けて準備をしている段階です。

社長の第一声から全てがスタートしたこの取り組みですが、
当初、この認証が何か分からない人もいて、
現場から聞こえた声は「FSSC22000ってなんだべ?!」といったものでした。
初めは専門用語に馴染むので精一杯。
そんな0からのスタート。取得に向けて模索し続ける中、社内に起きた変化があります。

 

作業の見える化

まず第1段階として、マネジメントシステムの構築をしました。
原料入荷から出荷までのフローチャートを1から作成することで、
加工途中に起こりうる小さなミスに気づくこともできます。
作業手順が増え、以前よりも時間はかかりますが、
出荷前に未然にミスを防ぐことができます。
これによって弊社の商品を、より一層自信を持って提供することが可能となります。

作業中

 

相互理解

時には部門によって意見が分かれることもあります。
ですが、同時に初めての挑戦だからこそ、部門を超えて話し合ったことで
お互いの作業内容を知る時間が増えました。
工場や品質管理、営業など、他部門の人が
何の仕事をしているのかを認知する機会となったのです。

「品質管理と工場長は犬猿の仲になる」といった言葉を
聞いたことがあるかもしれません。
しかしFSSC22000を取り組んでいく上で互いを理解する時間を設けることにより
ただ衝突し理解し合えないまま終わるといったことがなくなりました。
それはその部署だからこそ生まれる課題において困ったことがあれば他部門の仲間に相談し、時には助けを求め、物事の流れを変えることが大事だと認識する機会となりました。
このような素直さや相互理解が生まれたのも、今回の取り組みによる効果の一つです。

discussion

FSSC22000の取得は衛生面のみならず、新しい課題の発見や改善など、
会社の成長にも繋がります。0からの挑戦はまだ道の途中。
二次審査に向けての準備を進めています。

 

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